4/23 春のファンデッキコンテスト(春ファン)@バトロコ高田馬場

みやたさんとたいあたりジム(トイさんとイラクサさん)主催の「春のファンデッキコンテスト」、略して春ファンに参加してきました。

ファンデッキコンテストということで、今回のイベントはファンデッキをいかに構築するか、うまくプレゼンするか、などの評価基準があり、ただ強いだけでは勝ち上がれないものでした。

会場のバトロコ高田馬場は、2週間ほど前に初めて行って以来虜のお店です。
受付を済ませ、まず運試しのパック購入..特に欲しいカードは出ず..

参加者の皆さんコスプレしてたり怪しい人がいたりすごい。
まず開会式。運営の皆さんもコスプレして登場。
クオリティが高い。

そしてなんと
みんな大好きポニータ石井さんが登場！！

みやたさんに次回のイベントはゲストでポニータ石井さん呼んでよとか冗談で言ってたことが本当に実現してる...すごい。

今回のイベントは2部構成。
1次審査は1人持ち時間1分程度のプレゼンタイム。
2次審査はスイスドロー3戦。
参加者による投票ポイントと対戦しての勝利ポイントの合計で順位が決まります。

これ、終わって振り返ってみて気づいたんですけど、ルビーサファイアのポケモンコンテストと同じ流れだ！すごい。

1次審査のプレゼンタイムはみんなレベルの高いデッキ紹介してて焦りました。自分はまあまあウケてたのでまあよかったと思います。

2次審査 スイスドロー戦
1 ◯ 4-0 マッギョ＋クワガノン(マッギョを活躍させるデッキ)
2 ◯ 6-2 マグマ団のグラードンEX＋マグマ団のバクーダ(カガリちゃんかわいいデッキ)
3 ◯ 6-1 ピカチュウ＋リザードン＋フシギバナEX＋カメックスEX＋カビゴンGX＋エーフィEX＋ラプラス(レッドさんデッキ)

なんと3連勝。私のデッキは、入れるポケモンに関しては自由度が高かったので、そこそこ強い構築にはしてました。それでもプラターヌNフラダリ入れられないのは辛かった(理由は後述)…

で、3回のスイスドローの後に投票タイム。
からの結果発表。まさかの優勝でした。

自分の中でコンセプトはまあまあ面白いと思ってたけど、ここまで評価してもらえるとは思いませんでした。みやたさんとイラクサさんから色紙を描いていただきました。これのクオリティが本当に高くて嬉しいのなんの..

大会後はいろんな人と談笑し、その後二次会の飲み会でめっちゃ楽しみました。
社会人になってから出会った人々で、こんなにいい意味で馬鹿騒ぎして、共通の趣味で語り合うことができて、ポケカはじめて本当によかったなぁと思いました。

運営いただいたみやたさん、ゆさまさん、トイさん、イラクサさん、バトロコの皆さん、ポニータ石井さん、対戦、投票していただいた皆さんに感謝。




さて、ここからは今回使ったデッキについて少々..いや多々。
今回私の作ったファンデッキは
「タケシのパラダイス」

15年程前の幻のアニメエンディング曲をモチーフに、お姉さん大好きなアニメ版タケシさんの夢を叶えるべく、タケシのガッツと、スタンダードレギュレーションで使える全ての女性サポート(18種類)を入れてデッキを構築しました。

女性サポートはドローできるカードが3枚しかないため、ドローソースとしてジムバッジ(タケシ)を4枚入れました。コインで表を出しまくって女性サポートを引くことができたらナンパ成功というコンセプトです。
需要ないと思うけどレシピはこんな感じ

ポケモン 13枚
イワンコ 3
ルガルガンGX 3(昼1 夜2)
カプ・テテフGX 2
カプ・コケコ 1
ジジーロンGX 1
シェイミEX 1
ヤレユータン 1
レックウザ 1

サポート 19枚 (各1ずつ)
タケシのガッツ
マオ
リーリエ
スイレン
アセロラ
ライチ
サナ
ナギ
アズサ
フウロ
コルニ
ゴジカ
カリン
カスミのやる気
オカルトマニア
センパイとコウハイ
ミニスカートのおすすめ
こわいおねえさん
ポケモンセンターのお姉さん

グッズ 15枚
ジムバッジ(タケシ) 4
ハイパーボール 4
バトルサーチャー 4
フィールドブロアー 1
レスキュータンカ 1
かるいし 1

スタジアム 1枚
パラレルシティ 1

エネルギー 12枚
基本闘 4
基本水 2
ダブル無色 4
ストロング 2

デッキ説明
ポケモンは普通。サポートを有効に使えるように、ナギ用に無色ポケ3枚以上、コルニ用に闘ポケモン、ライチ用にGXポケモン2枚以上、という軽い縛りは入れました。タケシのデッキなのでイワーク入れることも考えましたが、バトロコに売ってなかったので諦めました。

サポートはタケシのガッツ＋女性サポート18種1枚ずつの計19枚。
このデッキの要。タケシのパラダイスを実現するため、プラターヌ、N、フラダリを入れることができませんでした。いや、結構つらかったです。

グッズにはドローサポート不足を補うためにジムバッジ(タケシ)を4枚採用。何度もコインで裏を出してドロー失敗する様はまるで何度もナンパ失敗するアニメのタケシさんのよう。1試合だけ5連続表が出てナンパ大成功でした。

スタジアムはフウロをコルニと差別化できるように1枚だけ採用。
タケシさんと女性トレーナーの心のすれ違いを、違う世界の同じ街「パラレルシティ」に例えています。

エネルギーはスイレンを活かせるように水エネルギーを2枚採用。本当はレインボーエネルギーがよかったんですが、基本エネルギーを減らしすぎると肝心の「タケシのガッツ」やレックウザが有効に使えなくなるため諦めました。


デッキを作ろうとしたきっかけ
最初は、女性サポート全部並べたら面白いなーとか、全部違うサポートでデッキ作ったらどうなるんだろうというところから作り始めました。作ってみたものの、ファンデッキというにはインパクトが足りない..ポケモンの中で「おねえさん」にゆかりのある人物といえば..タケシさんだ。タケシさんのハーレムデッキとか面白いなー、そういえばタケシのパラダイスめっちゃ好きだったなー(カラオケでたまに歌うし)。

そんな感じでタケシのパラダイスデッキになりました。ジムバッジは最初はサポートになってない4人の女性ジムリーダー(エリカ、ナツメ、ツツジ、アスナ)にしてハーレムを拡大させようとしたのですが、ツツジとアスナのジムバッジを持ってなかったのと、これタケシさんのジムバッジにした方がナンパしてるみたいで面白いんじゃないかと思いたちタケシのジムバッジを家のストレージから漁ってデッキが完成しました。

デッキとしてはサポート縛りがあって、あとはそれに対応したカードでデッキ作るだけだったので、他の参加者の方々のような綿密な構築はできておりません。
本当に全てのカードが綺麗に噛み合ってるデッキを作ってる方もいらっしゃったので、今回はタケシさんのコンセプトだけで優勝させていただいたのかなと思います。

締め
今回のファンデッキコンテストに参加するにあたり、ファンデッキってそもそも何だろうなってところから考えてしまいました。自分はトップメタのデッキをあまり使わない(最近は割と使ってる？)ので、本当にガチな人から見たら自分がどんなデッキ作ろうがファンデッキとしてしか捉えられないかもしれないし、環境で活躍できないポケモンで組んだとしても、ジムバトルで勝つことに前提に組んだデッキはもうファンデッキとは呼べないのかもしれないし、ファンデッキってどこからどこまでなんだろうってすごい悩みました。

なので、今回は自分ルールとして
・コンセプトをはっきり決め、コンセプトから外れるカードは入れない
・ちゃんと勝つ展開を作れるように構築する
・入れたカードが下位互換にならないようにちゃんと有効に使えるような構築にする
ぐらいのルールをゆるく決めて、
あとはプレゼンでウケそうなわかりやすいネタにしようと考えてました。

ここだけの話、コンテストである以上、ある程度ウケそうな感じに狙ってデッキを作っておりました。ファンデッキコンテスト環境読みですね..それがいいのか悪いのかはわからないですが。

この全国大会が多い時期に、ファンデッキコンテストなんて...と思う方もいるかもしれないですが、ファンデッキを作るにあたり、どうやってこのカード使うんだとか構築に悩んだり、当日の試合でケースバイケースで最善のサポートを選んで使ったりといったプレイングのあれこれは、今後のジムバトルや、勝ち負けが全ての全国大会でも決して無駄にならないと考えています。マジでこういうデッキ組むと勉強になります。

あー、またファンデッキコンテストに参加したい。